2015年は、「命のビザ」の75周年記念の年です。1939年から1940年にかけて、杉原千畝副領事とオランダ名誉領事のヤン・ズワートンダイクによって「命のビザ」は発行されました。1940年に、2人はユダヤ人難民に向けて日本への通過ビザを出し、数千人もの命を救っています。日本領事館が閉鎖された後でも、8月28日から9月4日にかけて、杉原千畝はホテル「メトロポリス」で「命のビザ」を発行し続けました。9月4日にリトアニアを離れる時も、カウナス鉄道駅を発つ最後の瞬間まで「命のビザ」を書き続けています。

そして2015年の9月4日、在リトアニア日本大使館とカウナス市、杉原記念館は75周年を記念するイベントを行いました。

イベントでは、ホテル「メトロポリス」とカウナス鉄道駅付近に設置した杉原千畝の写真付き記念プレートが公開されました。また、カウナスで活動するコンテンポラリーダンサー織田きりえさんとダンスグループ「Aura」によるダンスが披露された他、「命のビザ」記念日を祝した切手と封筒も公開されました。また、カウナス鉄道駅ではドキュメンタリー映画3本が上映され、9月24日までは杉原千畝とヤン・ズワートンダイクの人生と功績に関する展示会が開催されています。

この日は、杉原千畝に命を救われた2名の方も参加しており、ニーナ・アドモニ(ウェルタンス)さん(イスラエル)、マーセル・ウェイランドさん(オーストラリア)とお会いできたことは、イベントで最も重要な出来事でした。ほかにも、外務省副大臣Mantvydas Bekešius氏、文科省副大臣Romas Jarockis氏、Vytautas Landsbergis教授など、100名以上のお客様に参加していただきました。

Photos from the events: