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「杉原“命のビザ”基金」では毎年正義の人を選んでいる。

この賞を受賞する候補者は、外国人差別や反ユダヤ主義者、人種的・宗教的迫害、リトアニアの政治及び社会における過激主義及び狂信的排他主義について懸念を率直に表す者や偏狭に対し意義を唱えたリトアニア人の中から選ばれる。

2001年の「正義の人」賞は改革派教会の牧師、トーマス・シェルナスに贈られた。彼は「メディニンカイ虐殺」の目撃者であり、政治家ヴィトウタス・シュスタウスカスの反ユダヤ主義的発言に公的に反論した行為が称され受賞された。

2002年にはリトアニア人とユダヤ人との関係促進のために大きく貢献した、イレナ・ヴェイサイテ教授が表彰された。彼女は両者の間に道徳的対話の構築を試みた上、リトアニア系ユダヤ人の文化遺産の探索に貢献したことが評価された。

2003年の「正義の人」賞はアルギマンタス・チェクオリス記者が受賞した。

彼は政治、社会の偏見に対する寛容の普及と社会貢献の重要性を訴え、リトアニア報道界において、分析的な報道の促進に大きく寄与した。

2004年にはソウリウス・ベルジニス映画監督がリトアニアにおけるロマに対する運命の冷淡さに立ち向かったことが評価され、「正義の人」賞を受賞した。

2005年の受賞者は、マスコミによる非政府組織に対する批判に公的に反論した、フランシスコ修道会のアルーナス・ケシュカイティス修道士である。

2006年、基金はロベルタス・ポヴィライティスを「正義の人」として評した。

「ビリニュス子供相談ホットライン」の所長であり、心理学者でもあるポヴィライティスは、社会における人間関係の間に生まれる憎しみを無くし、子供にとってより安全な世界の構築に貢献した。

2007年には歌手である、ユルガ・シェドゥイキーテが受賞した。

「自国の文化やプロによる芸術を軽蔑する政治家がいる国は、ヨーロッパにも21世紀の国際社会にも居場所がない」という勇気ある発言をしたことが評価された。